アトリエストーリー

ひとりが、最初から最後まで。

NAJIB BIN JAAFAR が営むアトリエ irentaigaudi は、東京・蔵前の一室にひっそりと構える仕立て工房です。スタッフは私ひとり。生地の選定から採寸・縫製・プレス・納品・アフターケアまで、すべての工程を私が担います。

北緯 35.6762° / 東経 139.6503°
ポートレート § 01

NAJIB BIN JAAFAR — テーラー暦 12 年

NAJIB BIN JAAFAR ポートレート

1986 年、福岡県生まれ。文化服装学院アパレル技術科を卒業後、婦人服のデザイナーズブランドに 5 年勤務し、立体裁断とパターンメイクの基礎を叩き込まれました。独立したのは 2012 年、26 歳のとき。表参道の小さな路面店から始めた店は、3 年後に今の蔵前に移りました。

2015 年にナポリのサルトリアへ短期研修に行き、肩と袖の立体構造を改めて教え込まれました。それ以来、テーラードコートの可動域を劇的に改善する「スパイラルショルダー」を設計し、現在では個人テーラーとしては珍しい特許出願の実績があります。

NAJIB BIN JAAFAR はテーラリングを「身体の動かし方に寄り添う設計」だと考えています。生地はクラシック、工法は伝統的。でも数値と三次元スキャナは積極的に取り入れる。古いものと新しいもののハイブリッドが、私のやり方です。

マイルストーン § 02

歩み

  • 2012 アトリエ開設。東京・表参道に個人テーラー irentaigaudi を開業。婦人服ブランドでの 5 年間の修行を経て独立。
  • 2015 ナポリ短期研修。ショルダーライン構築とハンドステッチを徹底的に学び直す。
  • 2018 三次元採寸を導入。体型を光学スキャンで取得し、採寸ブレを 0.5 cm 以内に。
  • 2021 「スパイラルショルダー」設計。肩の丸みに合わせて立体的に回るショルダーラインを独自設計。
  • 2023 ビンテージ再生プロジェクト始動。全国のディーラーから古い生地を引き取り、リスタイル事業を開始。
  • 2024 全国対応を開始。生地見本の発送・オンライン採寸・郵送納品で日本中のお客様に対応。
  • 2025 予約枠を月 8 件に制限。品質維持のため、NAJIB BIN JAAFAR が月にお受けする新規オーダー数を 8 件に絞っています。
受賞と講演 § 03

これまでの活動

個別のお仕立て

開業から現在までに、スーツ・コート・ドレス・シャツなど通算 1,500 着以上をお仕立てしました。テーラードコートのみでも年間 60 着前後をお納めしています。

技術記事寄稿

テーラリング専門誌に「型紙の起こし方」「肩の可動を設計する」について寄稿。オンラインでは技術ノートを月 1 回ほど公開しています。

後進への技術共有

服飾学校で 2018 年より非常勤講師を務め、立体裁断の授業を担当。若手テーラーへの技術共有も継続的に行っています。

メディア掲載

独立系ファッション誌、オンラインメディアに工房取材で取り上げていただきました。地方紙の仕事人欄でもご紹介いただいています。

アトリエの内観 § 04

工房の佇まい

蔵前のアトリエは、ガラス張りの小さな一角。ショーウィンドウ越しに、仮縫いの途中やボタンの試作が並んでいるのが見えます。

アトリエ 東京・蔵前

「工房は住宅街の路地裏。通りに面した小さな窓から陽が入るので、午前中の仮縫いタイムが一番好きな時間です」と NAJIB BIN JAAFAR。

型紙 型紙スペース

大きなテーブルには、お一人おひとりのために起こした型紙がロールで立てかけられています。クライアントのカルテと一緒に保管しています。

生地 生地棚

壁一面の棚には、シーズンごとに約 200 〜 300 種類の生地見本が並びます。すべて触っていただけます(ご予約制)。

ご招待 § 05

ご来廊、お待ちしています

「どんな方にでも楽しんでいただけるよう、NAJIB BIN JAAFAR は緊張しないでお越しいただける雰囲気づくりを心がけています」と本人は話します。初回は 30 分の無料面談で対応します。